





保水力が高く緑のダムといわれるブナ林。熊本、宮崎にまたがる九州中央山地には太平洋型としては最大のブナ林が残っており、カモシカやクマタカなどの希少生物も生息。6,000haが全国で始めて森林生物遺伝資源保存林に指定されたが、伐採によって依然危機的状況にある。そのために保存林周辺の復元を試み、南限といわれる九州中央山地のブナ林の再生を目指す。復元場所は国有林で、1.5haを借り受ける。現場はまずスズタケを切り、けやきやミズナラの植林で事前に環境を整え、ブナの苗を地元と共同で4〜5年がかりで育て移植する。

 |