曇天と強風の中、10月29日、今年4回目をむかえる湘南海岸でのクリーンアップが開催されました。会場の神奈川県鵠沼海岸は、マナーの良いサーファーが多いので比較的ゴミの少ない場所ですが、昨年同様レジンペレットがたくさん回収されました。
レジンペレットとはプラスチック製品の原料です。何らかの理由で海に流出し、海岸に多数漂着しています。直径3〜4mmの粒状のレジンペレットは、小さく軽量のため回収が難しく、自然に分解されることがありません。そのため、一度海に出てしまうと長期に海を漂流します。さらに悪いことに、海鳥や海に住んでいる生物がそれを餌と間違えて食べてしまうのです。これが食物連鎖に悪い影響を与える可能性があり、今、世界中で深刻な環境問題となっています。
当日の回収活動では、調理用品の味噌こしを片手に、参加者の子どもたちが中心となって、大量のレジンペレットを集めることができました。そして、きれいになった海岸で子どもたちは「渚のアトリエ」を実施。「海に住む生物」をテーマに、子どもたちは思い思いのアートを海辺のキャンパスに残していきました。ゴミ問題の現状と来年へのクリーンアップ継続の必要性を実感した参加者の皆さん。その思いとともに、2005年の湘南海岸クリーンアップは幕を閉じました。
「渚のアトリエ」神奈川の作品